住宅診断のタイミング別のメリット・デメリット

 住宅診断を頼もうと考えられるている方で、どのタイミングで頼めば良いのかわからない、そう思われている方にこの記事がお役に立てばいいです。

 メリット

中古住宅購入前

  • 事前に施工不良を見つけることで、住宅購入費の交渉を事前にできる
  • 入居後に見つけた不良個所を、売主に伝えても、補修を断られるなどのトラブルになることがあり、時間を奪われストレスも増大するのを防げる

中古住宅売却前

  • 第三者の調査で、建物の現状について信頼性が上がるという付加価値ができ、売却期間を短縮できる
  • 不良個所を事前に伝えることにより、契約後のトラブルを防ぐことができる

新築住宅完成時

  • 床下や小屋裏など、自分では見にくい箇所を確認することができる
  • 事前に施工不良を見つけることで、住宅購入費の交渉を事前にできる(入居前に無料で補修を行ってくれる)
  • 入居後に見つけた施工不良を、売主(施工会社)に伝えても、補修を断られるなどのトラブルになることがあり、時間を奪われストレスも増大するのを防げる

新築住宅工事中

  • 完成時では、隠れて見えなくなってしまう鉄筋、柱や梁、構造金物、断熱材などの施工不良を防ぐことができる
  • 抜き打ちで調査されることにより、職人さんや現場監督が慎重になり、丁寧な作業により良い住宅ができる

リフォーム前

  • 欠陥個所の見落としを防げ、住宅の耐久性を維持(向上)することができる
  • 必要な工事項目がわかり、無駄な作業を断ることで、工事代金を抑えることができる

☆リフォーム工事中

  • 完成時では、隠れて見えなくなってしまう柱や梁、構造金物、断熱材などの施工不良を防ぐことができる
  • 抜き打ちで調査されることにより、職人さんや現場監督が慎重になり、丁寧な作業により良い住宅ができる

☆リフォーム完成後

  • 床下や小屋裏など、ご自分では見にくい箇所を確認することができる
  • 施工不良を見つけることで、無料で補修を行ってくれる
  • 入居後に見つけた施工不良を、売主(施工会社)に伝えても、補修を断られるなどのトラブルになることがあり、時間を奪われ、ストレスも増大する

デメリット

 全てにおいて言えるのは、住宅診断の費用と、それを受ける時間は必要ですので省略させていただきます。

中古住宅購入前

  • 購入者にマイナス要素の不良が見つかっても、必ずしも値引き出来るとは限らないため、購入に後ろ向きになる可能性がある
  • 調査を依頼して購入を見送ると、調査費用が無駄に感じる

☆中古住宅売却前

  • 住宅の評価価格が下がる可能性がある

☆新築住宅完成時

  • 担当者に嫌な顔をされる可能性がある
  • 施工不良を見つけても補修に応じてくれない可能性がある
  • 施工不良を見つけても、費用が掛かりすぎて補修できずに、金銭的解決になるが心理的負担になる場合がある

☆新築住宅工事中

  • 施工業者によっては、工事中の立ち入りを禁止される
  • 職人さんに嫌な顔される可能性がある

☆リフォーム前

  • 頼もうと思っていた施工業者に、断られる可能性がある

リフォーム工事中

  • 施工業者によっては、工事中の立ち入りを禁止される
  • 職人さんに嫌な顔される可能性がある

☆リフォーム完成後

  • 担当者に嫌な顔をされる可能性がある
  • 施工不良を見つけても、補修に応じてくれない可能性がある
  • 施工不良を見つけても、費用が掛かりすぎて補修できずに、金銭的解決になるが心理的負担になる場合がある

 以上ですが、皆様のご参考になったら幸いです。

 次回は、良い施工業者の見極め方をお伝えします。最後までお読みいただきありがとうございました。

プロフィール

大島 崇弘
大島 崇弘ホームインスペクター
1983年生まれ
広島県出身
広島工業大学専門学校卒業
建築の設計・施工・解体を経験し様々な知識を併せ持っています
2級建築士・1級施工管理技士・宅地建物取引主任者の資格を保有しています